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2021.06.16 ナレッジマネジメント

ナレッジが交通整理されたコミュニティを形成する ― (5)専門知移転

5つの知識移転(5)「専門知移転」


こんにちは。

ナレッジリングのマーケティング担当の池田です。

前回の「戦略的移転」は、ごく稀に発生する事業的規模で経験したナレッジを他のチームに共有する場合の手法でした。

※「戦略的移転」についてはこちら

 

最終回となる5回目は専門知移転についてです。

専門知移転とは?


専門知移転とは、

ナレッジの受け手側が知りえない専門的な知識をチームや個人間でやり取りすることです。

ナレッジマネジメントツールなどITツールを活用して効率よく


専門知移転で対象となるのは形式知です。

形式知を対象とする近接移転と同様、形式知の移転手段としてはITツールが適しています。

「5つの知識移転」を唱えた書籍の中では、電子メールや電子フォーラムを使用した活用例が紹介されています。

2000年代前半に刊行された書籍ですので推奨しているツールが前時代的であることは否めませんが、専門知移転を効率よく行うためにはナレッジ共有に適したITツールを選択することが重要ということは言えそうです。

今やナレッジマネジメントに特化したサービスなどが各社から提供されていますので、業務や利用者などを考慮して、利用する場面に合うITツールを選択するとよいでしょう。

様々なメンバーが集うコミュニティを形成する


更に、専門知移転でカギとなるのは、様々なメンバーに参加してもらうということです。

前述の書籍では電子フォーラムが引き合いに出されていますが、電子フォーラムでは討論や質疑応答など双方向の活発な情報のやり取りが行われます。

つまり、コミュニティの形成が必要であると言えるかと思います。

 

そして、コミュニティを円滑に運営するためには、今も昔も、アナログでもデジタルでも、管理人の存在が欠かせません。

コミュニティでの管理人は以下のような役目を果たします。

 

  • 問い合わせをトピック毎に分類する。
  • 問い合わせに対してどの程度回答があったかを観察する。
  • 回答がない場合は管理者が回答を提供できそうな回答者へ質問を直接投げかける。
  • ある程度まとまった回答が得られた場合は、それらを精査してデータとして保管する。

 

管理人は常にコミュニティを監視し、活発に情報交換が行われるよう促したり、不適切なやり取りは抑えたりしながらナレッジの交通整理を行う必要があります。

 


専門知移転は、コミュニティを通しての情報共有が効果を発揮すると言えそうですね。

最後に、社内情報共有ツール「ナレッジリング」で専門知移転を行う場合の活用方法をご紹介したいと思います。

 

ナレッジリングで実現する専門知移転の方法

 

  1. 形式知化されたナレッジをカテゴリー(トピック)毎に登録
  2. 登録されたナレッジを検索で見つけ出しそれらのナレッジを活用
  3. ナレッジや情報が見つからない場合は「コミュニティ」で質問
  4. 回答できる人(専門知を持つ人)が回答

 

ナレッジリングには専門知移転に必要な要素であるコミュニティ機能があります。

ぜひ、ご活用ください!

 

 

 


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