ChatGPT(チャットGPT)×FAQシステムの可能性とは?
今、巷で話題のChatGPT(チャットGPT)。
すでに利用されてみたという方もいらっしゃるかと思いますが、皆さまいかがでしょうか?
私もインストールしてPCで使っていますが、一言で言うと…凄い優秀!!
我が家の置物になっているアレクサとは大違い(笑)
勿論、全て100%の正解を言ってくれるかと言うとそうではないですがホントに便利。
これだけChatGPTが騒がれている理由は幾つかありますが、
「ChatGPTって何?」
「AIチャットボットなんて今までもあったでしょ?」
「なんでそんなにニュースやIT業界界隈で騒いでいるの?」
と言う方もいらっしゃるかもしれません。
本ブログは主にFAQシステムやナレッジマネジメントの記事が中心ですが、
今後、FAQシステムとの関わりも深くなってくると思いますので、
今回はChatGPTについて触れておこうと思います。
ChatGPT(チャットGPT)とは?
ChatGPTとは、OpenAI社が提供している人工知能チャットボットサービスです。
(すでに日本語版もあります)
多くのAIチャットボット同様、対話型のWebサービスです。
本ブログ執筆時点の現在、バージョン4.0(GPT-4)が有償版として出ています。
※無料版はバージョン3.5です
GPTとは、“Generative Pre-trained Transformer”の頭文字を取った略称です。
いわゆる機械学習であるGPTサービスにChatがくっついた総称が「ChatGPT」となります。
「GPT-4」と言う場合は、厳密にはGPT-4を使ったChatサービスと考えるとよいでしょう。
ChatGPTは、2022年11月にプロトタイプ版が公開されると、瞬く間にユーザー数を増やしていき、
アクティブユーザー数に関しては、2ヶ月という史上最速の期間で1億人に達成しています。
興味がある方は、無料版からお試しで使ってみることをおすすめします。
ChatGPTを検証!どの程度まで答えられる?
ChatGPTは様々な質問に答えてくれます。
- 関数の方程式
- 組織を上手くマネジメントする方法
- 目的地への交通手段や経路
- テレアポのトークスクリプト
など、数学からビジネス、「空はなぜ青い?」なんて質問まで
ありとあらゆる質問に対して回答します。
※すべてが正しい回答かは別として
そこで、ChatGPTにこんな質問してみました。
※回答はすべてChatGPTからの引用です。
また、2023年3月11日時点の無料版バージョン3.5での回答になります。
質問
日本の内閣総理大臣は誰ですか?
回答
ChatGPTの情報…まったく違いますね。
どの情報ソースから出した回答でしょうか??
学習している最新ソースは2021年現在のようなんですが…それでも黒岩さんて…(苦笑)
黒岩さん?誰だ?
調べてみると、衆議院議員。
正確には前回の選挙で落選してしまったようで、立憲民主党所属の元議員の方でした。
とまぁ、このような回答をすることもあります。
もう少し複雑な質問をしてみます。
質問
なぜウクライナ戦争は起きたのでしょうか?
回答
こんな回答をしてきたので、逆にどうやったら戦争終わるか聞いてみました。
質問
どうしたらウクライナ戦争は終結する?
回答
それらしい回答を用意してくれますね。
少なくとも私よりはまともなウクライナ戦争の終結についての解決策です(笑)
自己学習に利用することも可能です。
例えば試験の問題を作ってもらうこともできます。
こんなお願いをしてみます。
質問
宅建の試験問題で、仲介手数料に関する問題と解答を3問、過去の試験サンプルから出して
回答
今度はプログラムの生成を依頼してみます。
質問
PCがwifi接続したかどうかを監視するプロラグムをPythonで作れる?
回答
※バッチリ、ソースコードを提供してくれました!
こんな風になんでも答えてくれます。
ただ、正確性は先ほどもお伝えした通りで、必ず100%の正解で返してくれるわけではないので
注意は必要です。
とは言え、使い方によってはかなり便利でかなり優秀なことが分かると思います。
ChatGPT×FAQシステムの相性と今後の展望は?
ChatGPTがリリースされ、日本国内でもChatGPTと連携するサービスについてのプレスリリースが
幾つか発表になりました。
すでに自社のAIチャットボットに変えて、GPTとの連携を検討している企業も多いかと思います。
では、FAQシステムとの相性はどうかというと…これは抜群に良いでしょう。
すでに学習済みの情報であれば、ChatGPTでFAQコンテンツも作ってくれます。
FAQシステムは、事前にFAQのコンテンツやドキュメントを作っておかなければなりません。
ChatGPTであらかじめ学習させておけば、後は適切に回答してくれるということになります。
また、ChatGPTは、今まで主流であったAIチャットボットのような、
シナリオやフローを用意したり、Q&Aとなる質問と回答データを用意したり、
といった事前準備を省略することができます。
ただ、当然のことながら学習していない質問からは適切な回答を導けないので、
企業固有のナレッジなどは適宜学習させていく必要はあります。
一方でChatGPTには、セキュリティの問題として、
従業員が機密情報や個人情報を漏洩させてしまうリスクがあり、
入力された内容が学習データとして勝手に利用されることを心配している方もいるかもしれません。
そのため、今後は法人向けのサービスとして閉じられた学習データや、
入力されたデータが企業内でしか利用されないなどの仕組みをもったサービスも出てくることでしょう。
弊社のFAQシステム「ナレッジリング」も、ChatGPTとの連携サービスについては
今後調査・検討していく予定です。
皆さまにとって有益なサービス提供者として新たな技術の反映も検討していきます。
また新しい情報が出ましたら、本ブログでも取り上げたいと思います。
業界最安クラスのFAQシステム「ナレッジリング」のご紹介
「ナレッジリング」は、業界最安クラスで導入できるクラウドFAQシステムです。
次のような特徴があり、さまざまな業界の企業様にご活用いただいております。
-
【特徴①】業界最安クラスで抜群のコストパフォーマンスを発揮
1アカウント120円~ご利用が可能です。
そのため、FAQシステムの導入が初めての企業様にも好評です。
-
【特徴②】誰でも簡単に使える操作性で初めてでも安心
直感的に操作できるため、教育不要で導入することが可能です。
FAQシステムが初めての方でも誰でも簡単にご利用いただけます。
-
【特徴③】検索性に優れ探している情報が見つかりやすい
一度のキーワード検索で、ファイル内のテキスト情報まで探索します。
探している情報が見つかりやすく、短時間で情報に辿りつくことが可能です。
FAQシステムの導入を検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社までご相談ください。
FAQシステムの選び方や成功させるためのコツなど、
あなたの企業に合う方法で導入のご支援をさせていただきます。
FAQシステムの導入を検討しているなら・・・
【おすすめツール】
圧倒的コスパでナレッジ共有を促進!クラウドFAQシステム「ナレッジリング」
|