印刷業界が抱える課題はFAQシステムで解決できる!
こんにちは。
ナレッジリングのマーケティング担当の池田です。
弊社が提供しているクラウドFAQシステム「ナレッジリング」は
さまざまな業界でご利用いただいております。
また、日々お問い合わせいただく内容も、業界特有のお悩みから企業様特有のお悩みまで
実に多岐に渡っています。
その中でも今回は、印刷業界を取り上げてみたいと思います。
- 印刷業界抱える課題とは?
- 印刷業界の課題を解決するFAQシステムとは?
これらについて解説します。
FAQシステムを活用することで印刷業界のお悩みがどのように解決できるのか、
ぜひ参考にしてみてください。
印刷業界の現状
経済産業省が公表している「2020年工業統計調査 産業編」によれば、
印刷業界の市場規模は1991年をピークに1997年以降は緩やかに下降しており、
業界全体が衰退してしまうことが危惧されています。
印刷の種類は、主に「出版」「商業」「包装」の3つに大別されますが、
「2020年経済産業省生産動態統計年報 紙・印刷・プラスチック製品・ゴム製品統計編」
によると、生産金額によるシェアは以下の通りとなっています。
- 出版印刷(書籍・雑誌など)・・・16.7%
- 商業印刷(チラシ・カタログ・ポスターなど)・・・35.0%
- 包装印刷(商品・パッケージの包装など)・・・23.7%
生産金額の5割以上を占める「出版印刷」「商業印刷」では、
電子書籍に代表されるように、紙媒体からデジタル媒体へシフトが進んでおり
そのシェアを大きく減少させています。
一方、「包装印刷」はシェアを伸ばしており、新素材への印刷など紙媒体に留まらない分野で
印刷業界に多様性をもたらす動きがうかがえます。
更に、この数年、印刷業界が大きく影響を受けているのはコロナです。
コロナ禍で展示会やイベントが中止されたことでチラシなどの印刷ニーズは減少しました。
また、観光業界は旅行客が減少したことでパンフレットの印刷を減らしたり、
ブライダル業界では安全に式を挙げたいカップルが非接触対策として招待状をオンラインで送るなど
印刷を依頼する機会が減少しています。
このように、他業界がコロナによって受けた影響を最終的に印刷業界も受ける形となり、
印刷の需要が縮小してしまっているという現状です。
印刷業界が抱える課題とは?
印刷業界は厳しい状況に置かれていることがわかりました。
それでは、これらを踏まえた上で印刷業界ではどのような課題があるのでしょうか?
-
【課題①】繁忙期の人手不足
業界自体の規模が縮小傾向にあるとは言え、印刷業界は受注生産であることが多いため
繁忙期があります。
そして、繁忙期には人が足りないという企業も多いことでしょう。
業界内での生き残り競争が厳しい中、繁忙期だけアルバイトを入れるかどうか、
経営者にとっては人件費をどうマネジメントするかが課題となります。
-
【課題②】技術者の高齢化と若手人材の雇用の難しさ
印刷業界が成長期だった1950年代~1980年代に業界の中核を担ってきた世代は
高齢になっています。
特殊印刷を行う企業では、高度な技術や知識を持つ職人が欠かせない存在であるという場合も
少なくありませんが、技術者の高齢化が進む一方で継承する若手技術者が不在という悩みを
抱えています。
しかし、近年は業界内でも企画やマーケティング領域で活躍したい若手が増えており、
技術継承が進まないことが課題となっています。
-
【課題③】業界内での競争の激化
市場が縮小傾向にあり業界自体が危機に陥っていると言われている印刷業界は、
どの業界にも増して競争力を高めることが生き残りの条件と言えるでしょう。
生き残るためには顧客ニーズに応えることが重要です。
印刷技術のみならず、印刷物を形にするためのデザイン力や、印刷物を拡販するための営業力が
ある企業は強いと言えます。
また、ITやデジタル化を積極的に推進することも、印刷業界での競争力を高める取り組みです。
FAQシステムで印刷業界の課題が解決できる理由
それでは、印刷業界の課題はどのようにすれば解決できるのでしょうか?
おすすめしたいのがFAQシステムの活用です。
ここでは、FAQシステムによって印刷業界の課題が解決できる理由を説明していきましょう。
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【理由①】スポット人材でも自分自身で問題を解決し対応できる
繁忙期は一時的にアルバイトなどを採用することがあるでしょう。
しかし、採用する度に教育しなければならず、短期間では多くのことを教育できません。
そのため、いざ現場に立ってみると既存のスタッフに何度も質問してしまう場合もあるでしょう。
結局忙しさは軽減されず、スポット人材を投入しても費用対効果が得られないということが
起こりえます。
このような場合、FAQシステムに対処法などを登録しいつでも参照できるようにすることで
アルバイトが頻繁に質問することもなくなり既存スタッフの負担が軽減されます。
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【理由②】人材育成・技術継承がしやすくなる
FAQシステムにマニュアルや手順書などを保管して新人教育などに活用できます。
また、動画や画像などが登録・閲覧できるFAQシステムなら、
熟練した職人の技術を撮影した動画をいつでも視聴でき、後継者育成に役立てられます。
このように、教育コンテンツを作成することで、FAQシステムは教育ツールとしても
利用できます。
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【理由③】新技術やノウハウの共有により戦略的なビジネス展開が可能になる
競争力をアップするためには、新しいスキルを自組織に取り入れることも一つの方法です。
FAQシステムを用いて、これまで培ってきた技術の共有はもちろん、新しい技術やノウハウを
共有することが可能となりますので、社員のスキルの底上げが期待できるでしょう。
また、使い方次第ですが、FAQシステムを広義の社内情報共有ツールとして捉えれば、
自部門の活動を他部門にも公開したり、トップの声を社員にも伝える社内報の役目も
果たしてくれます。
印刷業界におすすめのFAQシステム「ナレッジリング」
最後に、印刷業界におすすめしたいFAQシステムをご紹介しましょう。
ナレッジリングは、検索性・操作性に優れたクラウド型のFAQシステムです。
印刷業界が抱える課題を解決するのに役立つ機能が備わっており、以下の理由でおすすめです。
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【おすすめ理由①】全文検索対応のキーワード検索機能で探している情報が見つかる
ナレッジリングは、テキストのみならずWord・Excel・PDFなどさまざまな形式のファイルを
登録することができます。
テキスト情報だけで作成されたFAQや、マニュアル・手順書などのファイルを同時に検索でき、
アルバイトなどの業務に不慣れなスタッフにとっても情報を見つけやすくなります。
<テキストとファイルの中身の同時検索結果>
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【おすすめ理由➁】画像や動画を使った情報を登録できる
ナレッジリングは、画像や動画などを登録できます。
熟練スタッフの作業の様子を動画に撮影して登録しておけば、後継者育成のツールとして
活用できます。
<動画を活用した教育コンテンツの例>
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【おすすめ理由③】上司・部下や他部門との情報共有もできる
ナレッジリングには、コミュニティ機能を使って質問・回答し合える機能があります。
FAQを作成できる記事を通した情報共有が可能な他、
気軽なコミュニティ形成の場としてご利用いただけます。
<コミュニティ>
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