医療業界の課題解決の鍵を握る「ナレッジ共有ツール」とは?
こんにちは。
ナレッジリングのマーケティング担当の池田です。
前回は、医療業界では「2025年問題」という差し迫った深刻な課題を抱えており、
ITツールを活用して情報共有を強化することが解決策の一つになることを説明しました。
前回の投稿はこちら >>> 医療業界を脅かす「2025年問題」 解決の鍵は情報共有にあり
今回は、具体的にどのようにして情報共有を強化し、課題解決を目指せばよいのかを解説していきます。
医療業界が抱える課題と対策のポイント
ここで改めて、2025年問題が医療業界にもたらす課題を振り返ってみましょう。
前回の投稿では、医療業界には次のような課題があることを確認しました。
【医療業界が抱える3つの課題】
- 課題①:超高齢化社会の到来による患者の増大
- 課題②:必要とする人材に対する採用難
- 課題③:業界全体の需要の拡大
これらの課題から見えてくるのは、医療業界では、年々一人当たりの業務量が肥大化している
にも関わらず、人材不足のため負のスパイラルに陥っているということです。
このような状況を改善するためには、業務効率を図り一人一人の生産性を上げる工夫が必要です。
そして、これらの課題解決のアプローチとして、ITツールを活用して情報共有を強化することが
打開策となるであろう、というのが前回の投稿の結論です。
医療業界におすすめしたい「ナレッジ共有ツール」
医療業界で重要なことは、正確な情報をスピーディに伝達することかと思います。
そのため、無駄は極限まで排除して効率よく作業を進める必要があります。
また、有益な情報は広く認知されることが業務効率につながります。
そして、これらを達成するために有効なITツールがナレッジ共有ツールと言えます。
「ナレッジ」とは、個人の知識や経験・ノウハウなどを組織で活用できる形にした情報のことです。
医療現場のさまざまなナレッジを集約して関係者で共有することができれば、
何度も質問したりされたりする時間を減らすことができ、口伝えを重ねることで意図が変化することを
防ぐことができます。
つまり、ナレッジ共有ツールを活用することで、無駄なく効率よく業務を行うことができる
ということになります。
これが、医療業界でナレッジ共有ツールの活用をおすすめする理由です。
医療業界でナレッジ共有ツールを活用するメリットとは?
ナレッジ共有ツールは医療業界の課題解決に有効である理由を説明しました。
それでは、ツールを活用してナレッジ共有が促進されると、医療業界にどのようなメリットが
もたらされると考えられるでしょうか?
【ナレッジ共有ツールが医療業界にもたらすメリット】
- チーム医療が実現できる
- 事故につながる情報をいち早く入手できる
- 医療の最新情報を迅速に把握できる
それでは、そのメリットを具体的に説明していきます。
【メリット①】チーム医療が実現できる
医療の現場での日常的な情報共有というと、医師や看護師が患者に関する情報を共有し
治療方針などを話し合う「カンファレンス」を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
それ以外にも、関係者間でさまざまなカンファレンスが日常的に行われていることと思います。
情報共有を行いながらさまざまな意見が交わされる場ですが、もしそこに参加していない
メンバーが、今後の方針に関わる重要な情報を持っていたとしたらどうでしょうか?
もしかしたら本人でさえ重要と気付いていない可能性もあり、患者に最も近い医師や看護師に
情報がもたらされないままになれば、場合によってはリスクを見過ごすことになるかもしれません。
最近は患者中心の医療を提供する上でチーム医療を目指す医療機関も多いことと思います。
個人情報を含んでいるためどこまで開示するかという課題はありますが、
常に情報共有できる環境を用意しておくことは、特定の人に負荷や責任がかかることなく、
チームで患者の治療やケアに当たれるようになります。
【メリット②】事故につながる情報をいち早く入手できる
医療の現場は一刻一秒を争う場面も多いため、有益な情報はいち早く必要な人に届けられるのが
理想ではないでしょうか。
例えば、他者の成功・失敗体験などの過去事例は、非常に有益な情報です。
また、間違った医療行為があったにも関わらず幸いにも事故に至らなかった場合、
インシデントレポートを作成している医療機関がほとんどかと思いますが、
重要な情報であるため積極的に共有したいものです。
このような、さまざまな事例を共有する際には、ナレッジ共有ツールを活用することで
迅速に事例を知ることができます。
いち早くインシデント内容を把握することができれば、未然に医療事故を防げるようになり
医療現場の安全性が保たれます。
【メリット③】医療の最新情報を迅速に把握できる
医療業界は情報量が非常に多い業界であり、最新情報の把握は医療の安全にもつながります。
そのため、医薬品・医療機器・治療法や、薬事法など法律に至るまで、常に新しい情報を仕入れ
対策することが求められます。
ナレッジ共有ツールを活用すれば、いつでも情報にアクセスし参照することが可能になります。
医療業界におすすめのナレッジ共有ツールなら「ナレッジリング」
ナレッジリングは、いつでも・誰でも・カンタンな操作で、様々な情報を共有できる
クラウド型のナレッジ共有ツールです。
医療業界の課題解決に必要な、現場の情報共有を強化するための機能を取り揃えており、
具体的には以下のような理由で医療業界におすすめです。
- 【理由①】いつでも・誰でも・簡単に利用できる
ナレッジリングは直感的に操作することができる画面構成となっており、
常に多忙かつスピードを求められる医療業界でも、トレーニング無しで
すぐに利用を開始することができます。
また、ナレッジリングはタブレットやスマートフォンにも対応しており、
さまざまな医療現場の場面で活用できます。
- 【理由②】表作成、文書・画像・動画ファイル添付など、さまざまな表現ができる
ナレッジリングは、テキストだけでなく画像の添付や表の作成が可能で、かつ、
さまざまなファイルを保存・添付することができます。
例えば、インシデントレポートを共有したい場合、
Wordなどで作成したファイルをナレッジリングに保存することも可能ですし、
ナレッジリングに直接インシデントレポートを作成することも可能です。
<ファイルを添付したテキストコンテンツの例>
- 【理由③】ファイルの中身まで検索可能なキーワード検索で情報が見つかる
扱う情報が多岐に渡り情報量も多い医療業界では、情報の分類も多くなりがちのため、
どこにどんな情報が格納されているのかわからないという状況になりかねません。
ナレッジリングは、カテゴリーごとに情報を分類することもできますが、
情報を参照する場合はキーワード検索を使ってアクセスすることが可能です。
更に、検索対象はファイルの中身まで及ぶため、検索したキーワードに一致する情報が
含まれていれば全て検索されます。
そのため、探している情報が見つかりやすくなっており、
同時に目的以外の関連情報が見つかる可能性もあります。
<テキストとファイルの中身の同時検索結果>
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