【2025年版】FAQシステム比較
~コストパフォーマンスで選ぶFAQシステム~
FAQシステムについて
FAQシステムの定義
FAQシステムとは、
利用者(顧客含め)がよく尋ねる質問と
その回答をまとめたデジタルプラットフォームのことを指します。
これにより、利用者は自分で情報を探しやすくなり、
問い合わせの手間を減らすことが可能となります。
FAQシステムにおける「コストパフォーマンス」とは?
コストパフォーマンスとは、
支出に対する成果の比率、いわゆる費用対効果になります。
企業がFAQシステムを導入する際には、初期投資や運用コストに対して、
どれだけの効果が得られるかを考慮することが重要となり、
少ない費用(コスト)で高い効果(パフォーマンス)を出すことが求められます。
FAOシステムを導入することで、
問い合わせの手間を減らすことが可能となりますので、
顧客からの信頼を得るためにも、
必要な機能や費用などを比較して、
適切なシステム選びをすることが求められます。
FAQシステムのビジネスにおける役割
ビジネスにおいて、
FAQシステムは顧客サポートの効率を上げるだけでなく、
顧客の満足度を向上させる役割も果たします。
顧客が自分で情報を得ることで企業側も負担が軽減され、
より重要な業務に注力できるようになります。
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【FAQシステム比較】注意すべき料金体系とは
FAQシステムで重視すべきは「コストパフォーマンス」
FAQシステムに限らず、
ITシステムを導入する際の重要なポイントはコストとパフォーマンスのバランスです。
DXが求められる昨今、
低コストながら過不足なく使いきれるシステムがベストチョイスでしょう。
FAQシステムの料金体系
FAQシステムの料金体系ですが大きく3つに分かれます。
- ID(アカウント)数に応じた料金
- QA数に応じた料金
- 固定料金
しかし、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ID数に応じた課金の場合は
利用者数が多くなればそれに比例して利用料金も増えていきますが、
QAやFAQの記事の投稿数には影響がないため、
いくらでも掲載できるというメリットがあります。
しかし、QA数に応じた料金体系になると、IDの数には影響されませんが、
記事の数が増えれば増えるほど料金が増えていくということになります。
ちょうどその中間と言える固定料金プランもありますが、
公開型のFAQシステムなどで用いられることが多く、
顧客接点の多いFAQとして利用されます。
例えば第三者の利用を想定した顧客向けのFAQシステムや、
販売サイトに設置したQAサイトなど、
IDの利用数が分からないケースなどの契約で使われることが多いです。
また、利用者の多い企業、数百人から1,000人以上の社内利用などは
固定プランのあるサービスを選ぶことが多くなるでしょう。
本記事ではコストパフォーマンスに着目して、
料金体系をメインにしたおすすめのFAQ4選をご紹介します。
それぞれの比較表もご用意しましたので、
自社に合うFAQシステムを見つけてみてください。
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【コストパフォーマンス重視】FAQシステムおすすめ4選
FAQシステムは市場に数多くありますが、
「2025年版コストパフォーマンスに優れたFAQシステム」として
4製品をピックアップしてご紹介します。
ナレッジリング
出展元:ナレッジリング
【特徴】
#シンプル #ID課金 #固定料金 #低価格 #高コスパ
【料金プラン】
使いやすさと検索機能の評価が高いナレッジリング。
有償の料金プランは以下の4タイプを提供しています。
- 価格抑えたSaaS型提供の「ベーシックプラン」
- 専用サーバーを用意した比較的大規模向けの「エンタープライズプラン」
- 上記2プランの中間をとった「アドバンスプラン」
- 社外向けや企業の顧客向け利用の「公開FAQプラン」
ID課金、固定料金プランと用途にあったプランが提供されおり、
選択しやすいのが特徴です。
プラン | 月額料金 | 備考 |
フリープラン | 無料 | 20ユーザーまで無料 |
ベーシックプラン | ¥9,800+¥120×ユーザー数 | (例)10人で利用した場合の月額料金:¥11,000/月 |
アドバンスプラン | ¥20,000+¥150×ユーザー数 | (例)10人で利用した場合の月額料金:¥21,500/月 |
エンタープライズプラン | ¥50,000~ | |
公開FAQプラン | ¥50,000~ |
【サービス概要】
無料トライアルサービスも用意されており、
スモールスタートから大規模まで比較的低コストで運用できるのが強みです。
サービスの大きな特徴として検索機能が挙げられます。
記事(コンテンツ)はもちろん、
添付ファイル(Word、PowerPoint、Excelファイル等)も検索対象になるため、
コンテンツの中に対象ワードがなくても、
添付ファイル内にあれば、
記事と添付ファイルの両方を対象に検索しヒットさせることができます。
また、FAQをOfficeファイルなどで作成済みの場合でも、
記事のタイトルだけ作ってファイルを添付するだけで、
FAQシステムとして検索対象にできるため、
手早く運用を開始できるというメリットもあります。
さらに無料トライルもあるので、リスクなくスタートすることができます。
コスト面でも、1アカウントあたり\120で始められます。
設問数などの制限もなく、仮に10人程度でスタートしたい場合、
月額\11,000と低料金で利用開始でき、
コストパフォーマンスが非常に高いサービスと言えます。
AI-FAQボット
出展元:AI-FAQボット
【特徴】
#AIチャットボット #QA数課金 #低価格 #学習レス #独自AI
【料金プラン】
料金体系はQA(またはFAQ)の数によって課金される仕組みになっています。
プラン(QAまたはFAQの数) | 月額料金 | 備考 |
1~100問 | ¥30,000 | |
101~200問 | ¥40,000 | |
1,001問以上 | ご相談 |
※QA100問ごとに¥10,000アップ
※1,001問以上の場合は別途ご相談
【サービス概要】
サービスの特徴は3つです。
- 事前学習が不要
- ビジネスチャットやグループウェア連携が可能
- 言葉の揺れにも対応
また、導入事例も豊富なので参考情報を得ることができます。
最初に質問と回答を用意したExcelを用意することで
事前学習不要で利用できます。
また、独自のAIを使っており、
AIチャットボット形式のFAQシステムで
TeamsやLINE WORKSといったビジネスチャットとの連携が可能なのも強みです。
Tayori
出展元:Tayori
【特徴】
#スモールスタート #ID課金 #低価格 #アンケート
【料金プラン】
プラン | 月額料金 | 備考 |
フリープラン | 無料 | 1ユーザーのみ |
スタータープラン | ¥3,800 | 3ユーザーまで ※FAQは3つまで |
プロフェッショナルプラン | ¥9,400 | 10ユーザーまで |
エンタープライズプラン | ¥25,400 | 30ユーザーまで |
公開FAQプラン | ¥50,000~ |
【サービス概要】
「最小減の工数でFAQ作成 無料で誰でも簡単に」がモットーのTayori。
「フォーム・受信箱」「FAQ」「アンケート」「チャット」の
4つの機能を提供するカスタマーサポートツールです。
AIチャットボットもプロフェッショナルプランから導入可能です。
配信事業を手掛けるPR TIMESが運営元のため、
イベントの申込みや、セミナー申請などにも利用でき、
メイン機能としているフォームやアンケートなどを利用して導入できます。
スモールスタート、ファストスタートするのに
チャレンジしやすい価格設定をしていることも特徴です。
さっとFAQ
出展元:さっとFAQ
【特徴】
#スモールスタート #QA数課金 #低価格 #ダッシュボード #チャットボット
【料金プラン】
プラン | 月額料金 | 備考 |
エントリー | ¥10,000 | 設問数 100件
チャットボット 1体 |
ベーシック | ¥30,000 | 設問数 500件
チャットボット 3体 |
アドバンス | ¥50,000 | 設問数 2,000件
チャットボット 10体 |
【サービス概要】
FAQチャットボットサービスを提供していて、主な特徴は3つです。
- ExcelでFAQの編集が可能
- シナリオ形式の対話が対応
- 会話履歴からデータ分析が可能(ダッシュボード機能)
生成AIと連携することによって会話データを作成でき、
ビジネスチャットと連携できるのが強みです。
価格帯も3つから選択できるので、
スモールスタートで試してみることができます。
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【FAQシステムおすすめ4選】比較表
ナレッジリング | AI-FAQボット | Tayori | さっとFAQ | ||
価格帯 | 低価格帯 | 低価格帯 | 低価格帯 | 低価格帯 | |
タイプ |
ID課金 | 〇 | ✖ | 〇 | 〇 |
QA課金 | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ | |
固定 | 〇 | ✖ | 〇 | 〇 | |
無料トライアル |
〇 | 〇 | 〇 | ー | |
主な検索機能 |
キーワード検索 サジェスト検索 カテゴリ分類 添付ファイル検索 ※チャットボット(ChatAIdeとの連携) |
チャットボット 有人チャット |
チャットボット | チャットボット | |
その他機能 |
コミュニティ機能 キーワード分析 統計モニタリング プッシュ通知機能 ピン止め機能 アクセス制限 他多数 |
Excel作成・取込機能 グループウェア連携 |
Excel作成・取込機能 アンケート機能 アクセス解析 タグ管理 ビジネスチャット連携 |
Excel作成・取込機能 シナリオ機能 利用分析ダッシュボード ビジネスチャット連携 他多数 |
|
導入事例 | 株式会社サントリーフーズ様 株式会社人形町今半フーズプラント様 株式会社日本テレシステム様 他多数 |
太陽化学株式会社様 イオン九州株式会社様 株式会社ファブリカコミュニケーションズ様 他多数 |
KEIO様 PIONEER様 麗澤大学様 TaiheiyoCLUB様 他多数 |
花キューピット株式会社様 宇津救命丸株式会社 様 株式会社学研メディカルサポート様 他多数 |
利用者が使い慣れた従来の検索機能をメインにしたナレッジリングに対し、
AI-FAQボット・Tayori・さっとFAQの3つはチャットボット形式です。
対話型を求める場合は
ユーザーエクスペリエンスが優れているチャットボットがよいかもしれません。
顧客の志向を考慮したシナリオ作りや対話型にすることで、
顧客満足向上が期待できます。
そういう意味でも、顧客接点を多く持たせたい販売サイトなどには
チャットボットの方が向いていると言えるでしょう。
対して、
社内向けである程度情報が分かっている場合や、
コールセンター業務などには検索機能の方がシンプルで使いやすいかもしれません。
このように比較することで、
それぞれの特徴がお分かりいただけたかと思います。
こちらの比較表をもとに、
必要なシステムや費用面等を確認して、
FAQシステム導入の検討材料にしてみてください。
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まとめ
本記事ではコストパフォーマンスにフォーカスした、
2025年版の「FAQシステム サービス4選」をピックアップし、
それぞれの特徴や費用面を比較表でまとめてご紹介しました。
今回はコストパフォーマンスをメインにみてきましたが、
ご紹介した4社のFAQシステムは
どのサービスも標準的な機能を備えつつ、コストを抑えており、
コストとパフォーマンスのバランスに優れています。
低価格だからと言って、機能が足りないということもなく、
全てにおいて必要十分な機能を有しています。
それは各社の導入事例からも判断できると思います。
いくら機能が優れていても利用者が使いこなせなければ意味がありません。
サービス選定する側と利用者には
ITスキルやITリテラシーにも大きな違いがあることを念頭に入れて
選定することをお勧めします。
皆さまが最適なFAQシステムと出会えますように!
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